2015年03月13日

260 卒業の歌

三寒四温で、今日はぽかぽか陽気な長野です。

260 卒業の歌
お隣さん家の紅梅も開花。
日当たりが良いせいか、ここの梅が近所では一番開花が早く、春の目印のようにしています。


卒業式のシーズンですね。
色々な所でオシャレした卒業生の姿を見かけたりして、
自分はどうたったけど思い返すと心には卒業の歌が浮かんできます。

色々な歌を歌ってきたけど、一番好きなのは

谷川雁作詞、新実徳英作曲の卒業です。


紙ひこうき 芝生で とばしたら
折りたたむ かなしみが ひらいた
この白さは いつまで のこるのか
天山北路の すなふる はなみずき 
まどがらすに さよなら 書いたゆび

友おくると 靴ひも 直したら
いしみちに ゆうぐれが あふれた
なぜ けものの わかさは つらいのか
ボッティチェルリ うまれ日 しらべてた  
水たたえる あの目を わすれない


昔は意味がしっかり理解できなかったけど、
今見るとなんて美しい歌詞なのだろうと驚かされます。

天山北路のすな は黄砂のこと。
春の、ちょっと粉っぽい風景が目に浮かびます。

風景を描写することで、卒業することによる
不安や寂しさ、名残惜しい気持ちが浮き出てきて、涙が出そうになる。

歌ったのは中学校の、いつだったかなあ。。思い出せないや。
私は合唱部に所属していたんだけど、顧問の先生が面白い人で
色々な歌を歌わせてくれて楽しかったなあ。
若くして亡くなってしまった方なので、もう会えないのが寂しいです。



youtubeから、杉並ジュニア混声合唱団 による演奏です。
子どもの透き通った声で、この歌はキラキラと、光を放つように響きます。

作詞者の谷川雁さんは晩年を黒姫で過ごされたので、長野に縁の深い方ですね。
思想家としてもとっても有名だったとか。

卒業は 白いうた青いうた という合唱曲シリーズの一曲ですが、
これらの曲が生まれた経緯を書いたコラムを発見しましました。
少し長いけど、興味のある人は見てみてね。
新実・谷川の<白いうた青いうた>が生まれるまで


260 卒業の歌
今朝、母から突然送られてきた子供用のグランドピアノ。
君も音楽が好きな子に育ってね。



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Posted by モユ at 12:09│Comments(0)植物
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