2017年06月28日

335 ながの花と緑大賞2017 審査に行ってきました

ようやく待ちに待った雨が降りましたねー!
今日は久しぶりのデスクワークdayなので、ブログも書いちゃいますよ!

ブログはほったらかしですが、梅雨が空ける前に植栽を終らせるべく、日々楽しくお仕事させていただいています。
今年はイベントにも出れず、ひたすら掘っては植え、掘っては植えで、
なんだか二の腕やお腹回りもスッキリ。ガーデニングダイエットに勤しんでいます。

そんななか、先週はながの花と緑大賞2017の審査に行って参りました。
私、長野市の緑を豊かにする委員会の委員をやっていまして。

時折雨が降る中、遠くは鬼無里から三才まで二日掛けて回りましたよ。
応募頂いたガーデンは公共の土地や工場、個人庭と様々。どこも個性たっぷりです。











結果はまだ公表できませんが、近いうちに長野市の緑地課ホームページにアップされると思います。
気になる方はぜひご覧下さいませ!表彰式は今年も11月3日に長野市芸術館で行われるそうです♪

https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/kouen/130520.html
  


Posted by モユ at 11:47Comments(0)garden

2015年07月14日

287 ペンションガーデンストーリーのお庭

今日も暑くなりそうですね。
お庭仕事は暫しストップして、週後半の雨を待ちます。
アジサイもシナシナしているので、そろそろドライ用に切っちゃおうかな。



さて、先日は暑さから逃れるために、
峰の原高原のペンションガーデンストーリーのお庭を見に行ってきました。
7月11日、12日はオープンガーデンイベントが行われていたのです♪


昨日の記事の写真はここでした★
平地ではとっくに終ったヤマボウシが見ごろ。ああなんて涼しげ。


峰の原高原は須坂市にあり、菅平高原に隣接しています。
花の百名山として有名な根子岳の斜面を利用して峰の原高原スキー場があり、
その周辺にいくつかペンションがあります。

長野東ICから湯っ蔵んどの近くを通って菅平へと上る国道406号は、
近年道路改良がされたらしく、とっても走りやすい高原ルートでした!


標高約1500mにあるお庭には立派なシラカバがいっぱい。
芝生に落ちる木陰が気持ちいい。


ガーデンの中に点在するシェッドはペンションの奥様のお父様が作られたそうです。
三角屋根と丸窓がとってもカワイイ!


びっくりするほど背丈の高いデルフィニウム!
平地とは育ち方が違いますね。
どの植物も広いお庭の中で伸び伸びと育っていました。


ウッドデッキはお庭を眺める特等席!
美味しいケーキを食べつつ、看板息子君とふわふわワンコさんと楽しい時間が過ごせました。
一日中ダラダラ過ごしたいくらい素敵な場所でしたよ。


アタシここ気に入っちゃった~


お花畑に砂利で通路を通すのいいですね。とってもナチュラル。


秋には山を降りてくるアカトンボがいっぱいいました。高原の夏の風景ですね~


他のペンションも見て回りたかったけど、娘のゴキゲンがナナメになってしまったので
お昼ごはんを食べたら下山。
わりとすぐに行ける事が分かったので、また遊びに行こっと♪
どうせなら根子岳登山を兼ねて泊まりでごにょごにょ(父ちゃん、どうかね?笑

ガーデンストーリーのブログでは四季折々のお庭の様子も見れますので、こちらもぜひ!
http://blog.goo.ne.jp/garden-story
  


Posted by モユ at 11:04Comments(0)gardenお出かけ

2015年07月05日

284 萌木の村ナチュラルガーデニングフェア-2 コンテスト編

天気の安定しない今日この頃。
過密スケジュールがたたったのか、ついに風邪を引いてしまいました。。
季節の変わり目にめっぽう弱いです!!!

来週からはまた暑くなるようですし、無理せずしっかり休まないと。
皆様もお気をつけ下さいませ。

さてさて、萌木の村ナチュラルガーデニングフェアの記事二本目はコンテスト編です!
ハンギングバスケットとコンテナガーデン部門に分かれて行われました。


や~いい青空だなあ。
木々と石垣をバックにハンギングが映えます。
タイトルと作者名を表示する切り株のスタンドがかわいい。


コンテナと吊り下げハンギングは木陰の落ちる園路に沿って。


最優秀賞 
野趣あるフウロソウをたっぷりと使った作品です。
緑と紫のコントラストが綺麗だなあ。
ナチュラルガーデンにやっぱり、色鮮やかな園芸種よりこのような花々の方が合いますね。
ユーフォルビア’氷河’やユキノシタのランナーの伸びやかに育った様子に大切に管理されてきたことが伺えます。


ポールスミザー賞
光が強すぎて色が飛んでしまいました。。。。
白でまとめた清楚な作品です。

白オンリーって私も前作ってみたんだけど、めちゃくちゃ難しいんですよね!
まず、白の花を集めるだけで大変だし、コントラストが付けづらくてわけわかんなくなっちゃう。。。
この方のは、余計な色味を加えず、白単体で勝負掛けてます。
潔さにしびれる。


萌木の村 村長賞
コンテナは切り株の台座に乗せられておすまし顔。
メインの斑入りのボタンクサギがとっても素敵でした!
名前の通り、クサイらしいのですが、かわいいから自分の庭にも植えてみたいなあ。


優秀賞
ジニアとマリーゴールドで色鮮やかに。
ヒペリカムの赤い実とトウガラシのブラックパールがアクセント♪


優秀賞
ピンクのグラデーションが絶妙!カラーリーフの使い方が素敵です。


優秀賞
観葉植物onlyで大人っぽく、艶やかに。


優秀賞
背景とのコラボレーションが最高!


優秀賞
切り株に植え込んだダイナミックな作品!
テーマは妖精のかくれんぼ!
もうね、主催者の方はここにそのまま置いてってくれと思ったんじゃないかね。


特別奨励賞
日陰に映える植物達
お庭には色々な環境があるので、場所場所で植物の表情が違って楽しい!


賞を逃された作品にもとても素晴らしいものが沢山ありました。
モユセレクトでお送りします。


木枠が空間を切り取る借景コンテナガーデン
テントが無い時に見たかったな~!
このような作品は置く場所によって表情が大きく変わりますよね。


この作品も、願わくばテントの無いときに見たかった!
八重のユリがとっても華やかです。


日の光を浴びて気持ち良さそう。
石積みとポールさんのつくる山野草の庭は色彩が抑えめだから、
華やかな寄せ植えが入るとお互いが引き立てあってとても綺麗に見えますね。


スポットライトを浴びたように輝いています。


最後に、私のハンギングを。


今回、搬入の際にトラブルがあったのですが、
なんとか持ち直して、私が訪れた時には元気な姿を見せてくれました。

石垣と、木々と、空の組み合わせ、最高でしょ?
このような環境で作品を展示できたことに感謝です。



はじめてのコンテスト開催で主催者の方は大変だったでしょうが、
長野をはじめ、関東圏からも多くの方が出展され、良いスタートを切れたのではないのでしょうか。
ぜひ今後とも続けていって頂きたいと願っています。

ナチュラルガーデンとハンギングバスケット、同じ植物を扱う分野でありますが、
一緒に並ぶことに対して違和感を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、どちらも「景観」を美しくしていきたいという想いは共通ですから
お互い協力しあって、清里の町を、そしてもっと広いエリアを、美しく彩っていければと思います。


八ヶ岳南麓は長野から遠く離れていますが、信濃川の源流域なんですよね。
なんだかそう考えると親しみが湧く気がします。
県とか関係なく、同じ文化を共有するエリアとして発展していければいいのではないのでしょかねー。

信濃川ガーデンエリア的な?いいんじゃない?
夢はひろがっていくのです。



帰りの電車に乗るなり、娘はすぐに撃沈


子どもの寝顔を見ながら食べるおぎのやの釜飯は最高においしゅうございました!
(その後、一人で先に食べたことがバレて娘に怒られました。。


あ、あと最後に書きたいことが!
今回は娘との二人旅でしたが、色々な方に優しくして頂きました。

たまたまお隣に座ったおじさまに娘との写真を撮って頂いたり(なんとその場で印刷!)
カフェで一眼レフを忘れてたら、近くのお店にまで追っかけてきて下さったり。
ガーデンフェアの主催者の方にもお気遣い頂いて、、

清里は自然もいいけど、「人」も良いなあ~となんだかファンになっちゃいました。
距離がありますから、なかなか遊びに行くことはできないけど、今度は家族3人で行きたいですね。  


Posted by モユ at 20:36Comments(0)gardenお出かけ

2015年07月01日

283 萌木の村ナチュラルガーデニングフェア-1 ガーデン編

梅雨の中休みが終わり、また梅雨空に逆戻り。

便りが無いのはよい便りとばかりに、ブログも放置しておりますが
夜は毎日娘より先に布団に倒れこむ日々です笑

今年もあっというまに折り返し!
後半も楽しく、元気にお庭仕事ができますように。

はてさて、今日の話題は萌木の村ナチュラルガーデニングフェアでございます。
山梨県の清里にある萌木の村で、6月27日(土)、28日(日)に渡って行われました。



萌木の村のこと、このイベントを通じて初めて知ったのですが、
1971年からスタートした商業施設群で、長野だとサンクゼールがイメージに近い感じです。
(萌木の村ではビールの醸造を行っています!


萌木の村のお庭は4年前からポールスミザーさんが手がけています。
ちょっと前の情熱大陸に出ていた石垣のお庭はここですよ。

日向では色鮮やかな花々が風にそよぎ。


このあたりは割りと早い段階でつくられたのかな。植物のボリュームがすごい!
昔から植えられていた木々と相まって、美しい景観になっています。


日陰はギボウシとグラスで涼やかに。
ここの石垣は玉石ですね。場所場所に表情が違って注意して見て歩くと面白いです。


庭の奥の方では石垣を製作中。
職人さんが一つ一つ手で積んでいますから非常に時間がかかるのでしょうね。
でも、一度積んでしまえば強固な石垣。
10年・20年後の姿を想像するとわくわくします。


パブレストランROCKのバルコニーには赤いゼラニウム。イギリスのパブみたい!
お家にお花が生えてる!って娘がびっくりしてた。子どもの反応は新鮮で楽しい。


猫グッズのお店の前には、猫さんが。


萌木の村のランドマークとなる、大きな鐘
敷地にかなりの高低差があるので、園路に沿って歩くとどんどん視点が変わっていきます。
そして、どこを見ても絵になるのがすごい!


古い農耕車のタイヤかな?
ちくちくしています。すぐ横にアザミがあるので、余計にちくちくします。


砂利を敷いたグラベルガーデン。乾燥に強い植物を植えて。
土の表面を覆えば雑草は発芽しにくいし、乾燥も抑えれます。
園内の植栽も、全てバーク堆肥で覆われていました。
広いお庭ですから、できるだけローメンテナンスにしないとね。


とっても素敵な薪小屋を模したサイン。
園内の要所要所に配置されていました。
他で見たこと無いデザインだからオリジナルで作られたのかな。

サインって重要だけど、悪目立ちするのももいけないから難しい存在。
樹脂製の模造木を使ったサインはよくあるけど、やっぱり本物がいいね。
薪を使うという八ヶ岳の文化、生き方が感じられる。



さてさて、紹介したいシーンはまだまだ沢山ありますが
娘のお迎えの時間が来てしまいました。
次回の記事は、コンテスト編でございます。

いきまっせー!

  


Posted by モユ at 16:11Comments(0)gardenお出かけ

2014年08月04日

207 蓼科のバラクライングリッシュガーデン

最近ミキサーで作る野菜ジュースにはまってます(いまさら?笑
野菜とりんごジュース、氷をガリガリするだけなので、とってもお手軽だけと美味しい!!!
もちろん、りんごジュースは地元で採れたりんごを使ったもの。

今の時期は新鮮な野菜が沢山あるから、色々試行錯誤するのが楽しい。
トマト、にんじん、ほうれんそうなどなど。
日焼けで疲れたお肌にも良いかな?しばらくは続けてみまーす。

さてさて、
蓼科の記事、二つ目は蓼科のバラクライングリッシュガーデンです。

長野でお庭の仕事しているくせに行ったことなかったんです。。
一度は行っておかないとと前から思っていたので、やっと行けてよかった!

写真多めですが、レポートにお付き合いくださいませ。


庭園入口

バラクライングリッシュガーデンは1990年にopenした英国式庭園です。
敷地面積は約1ha。

バラクラは記事No194で書いた白馬コルチナイングリッシュガーデンをデザインした
マークチャップマン氏がヘッドガーデナーをされていたので、
植栽や構造物のあしらいもどことなく似ているような気がします。


園内にはウィッチフォードというイギリスのメーカーの植木鉢がゴロゴロ。
ギョッとするほど高価なんですが、温かみのあるデザインはとても素敵です。


アナベルとブルーグレーのイスがフォーカルポイントに


長野ではとっくに咲き終わったベルガモットがまだ咲いていますね。
バラクラのある場所は蓼科でも標高の高くないところですが、平地に比べるとだいぶ涼しいです。


アジサイの仲間のノリウツギ。装飾花が控えめで、野趣が感じられる。


このくらいの、終わりかけのバラが大好きです。
退廃の美なのでしょうか。。自分でもよくわからん趣味です。


生い茂る木々の中にヴィヴィッドな色彩の寄せ植えを入れると空間が引き締まりますね。
目線の高さに置いて、静物画みたいなしつらえ。


右手にあるブロンズリーフの木はベニバスモモ
大きい割りに樹形が整っているので、お庭に植えるには良さそうですね。
真っ白なアナベルとのコントラストが素敵。


一年草をいっぱい使ったボーダー
芝生→一年草→宿根草→バラのアーチ→高木 と、
空間がレイヤー上になっているので奥行きが感じられます。


裏側はこんな感じ。
ピンク色のフロックスがいっぱい咲いていて可愛かった!


庭の一番奥はちょっと雰囲気が変わり、鬱蒼とした感じ。
シラカバの林に、ワイルドキャロットがふわふわと咲き。


今日も暑いねー。ゲコゲコ。


やっぱり木陰がいいねー。


おっきーはっぱ!
グンネラ・マニカタという超巨大なフキの仲間です。
和名はオニブキ。葉柄がトゲトゲなのでトトロごっこはできないなあ。


園内はやたらイスが多い。団体客への配慮かな。
気に入った場所で一日まったり過ごすのも良いですね。


出口近くのボーダー。
後ろに壁があると少ないスペースでも立体感が出しやすいですね。
ハンギングバスケットを掛けたり、クレマチスを這わせたりして、華やかに。


お庭を楽しんだ後はカフェで一息。暑くなければお外の席がいいね。
ランチは地元の野菜をたっぷり使っていてとても美味しかったです★


夏の花をたっぷり使って、中央にオベリスクを立てた寄せ植え。
小さいオベリスクってどう使っていいのかイマイチ分からんかったけど、こうすれば良いのか!
空間の間仕切りにもなりますね。真似したい。


出口近くにある、記念写真を撮るにも良さそうな素敵スポット。

売店では園芸用品や苗はもちろん、ケイ山田さんデザインのお洋服なども売ってるので、
お買い物も楽しめますね。

評判良いだけあってとても素敵なお庭だったので、
次は違う季節に訪れたいな。紅葉の時期とかも素敵かも。


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Posted by モユ at 13:44Comments(2)gardenお出かけ

2014年07月25日

203 田中本家博物館のお庭

今日はとんでもなく暑い日でしたね!

一日外仕事だったのですが、帰るころには服は汗でびしょびしょで、
サウナでも入ったの?って感じでした。
でも、汗と一緒に悪いものが出てったのか、なんだかスッキリ。

ガーデニングデトックス!?流行るこれ!?
その前に熱中症になるわ!

夜中でもまだ空気がムシムシしていますが、せめてもと思い、
目にも涼しい田中本家博物館のお庭をご紹介。

須坂市にある田中本家博物館は豪華な着物や美術品の展示で有名ですが、
お庭もすごいんですよ。北信の日本庭園では一番じゃないかなあ。


写真の右に、夏椿の大木が。
花は終わりの時期でしたが、ちらほらと咲いていて、
池のみなもにもぷかぷか。


娘は鴨ファミリーに夢中。
毎年ここの池で鴨が子育てをするそうですよ。


博物館の中にある喫茶「龍潜」でお昼ごはん♪
「季節のおごっつぉ」っていうランチメニューをいただきました。
土・日・祝日のみの営業ですが、喫茶だけの利用も可です。


すごい勢いで食べてた。
子どもだっておいしいものは分かるのだ。


喫茶室の中からもお庭が見えてとても贅沢な気分。


建物もとても立派だねえ。


これなにー?

館内には七夕の飾りがたくさんありました。
長野は旧暦でやるみたいだから、8月までは飾ってあるかな?

この日は娘と一緒だったので展示までは見れませんでしたが、
入館すればメインのお庭やアサガオの花壇も楽しめますよ。

長野からも近いし、季節ごとにぷらっと遊びに行きたい所ですね。
動物園とのハシゴもオススメ。


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Posted by モユ at 22:29Comments(0)gardenお出かけ

2014年06月29日

194 白馬コルチナイングリッシュガーデン

ここ数日、娘を寝かせつけると同時に自分もバターンと寝てしまうこと多し。
お庭仕事は体力勝負ですね~

なかなかブログを更新できませんが、色々とネタは溜まっております。


先週行ってきたのは白馬コルチナイングリッシュガーデン
去年オープンしたばかりの新しいお庭です。
イギリス人ガーデンデザイナー マークチャップマン氏による設計

ずっと気になっていたのですが、やっと訪れることができました。
今回は写真多めですよー!
私の感激が伝わればよいのですが。とどけー!ぱっしょん!



くねくねした山道を抜けて現れるのは
赤い屋根が印象的なホテルグリーンプラザ白馬
外観は梁や柱などの構造体を外に見せるハーフティンバー風ですね。
イギリスの民家などでよく見られる様式です。


ホテルの裏側にイングリッシュガーデンがあります。
受付を抜けると、立派な階段がお出迎え。
今回はじいちゃんと娘との三人旅ですよ!ごーごー。


階段横にあった素敵な寄せ植え
完璧!と言うしかない紫色とカラーリーフの色合わせ
白馬は街中より気温が低いぶん、植物も生き生きとしていますね。


階段を上がると現れるのはウォールドガーデン
先が見通せないので歩みを進めるたびにわくわくします。


壁は余計な物を隠すとともに、囲まれ感を演出します。
奥まった場所にあるベンチはとても落ち着けそう。
一時間でも二時間でもダラダラしたい。


仰ぎ見るは青空


園内のとこどどころには植物名タグがあり、メモして歩くのもまた楽しい。
センダイハギは売店で販売されていたので、白花をお持ち帰り。
白い花コレクションがまた増えました♪

ちなみに、センダイハギは仙台萩と思いきや、先代萩と書きます。
歌舞伎の「伽羅先代萩」という演目から付けられたそうですよ。


コニファー&ロックガーデン
植物と石がお互いを引き立てあってナチュラルな空間に。


ロックガーデンの遠景。絵になりますねえ。
擁壁や園路の曲線と、コニファーの直線の取り合わせが見事。


サマーメドウガーデンでは青いカマシアが満開。
メドウとは「牧草地」という意味です。
芝生を刈り込まず、花々とグラスが風で揺れるのを楽しむお庭。


園内のところどころにガゼボ(あずまや)やベンチが置かれ、
視線を惹きつけるアイストップになっています。
遠くのアルプスの山々が借景となって、お庭が広く感じられる。


少し上るとウッドランドウォークガーデン
既存の樹木を生かすとともに、カラーリーフを持つ樹木も植えられていて、
これからの木々の生長が楽しみ。


林床には白馬の山に生える山野草なども植えられています。


ひんやりとした空気が流れる木陰
小川の水音も涼しげです。
作りこんだお庭もいいけど、こういう自然の景もいいなあ。


森を抜け、視界がぱっと拓ける場所にあるのはナチュラルガーデン


カマシアに、ニッコウキスゲ、バーバスカム
芝生は刈らず、のびのびとありのままに。



ここ、たのしーねー!

白馬コルチナイングリッシュガーデンは白馬といいつつも、
実際は小谷村にあるので、長野からは車で90分ほどかかります。

ふらっと行くにはちょっと遠いですが、ホテルでは日帰り温泉やお食事も楽しめますし、
近くには栂池自然植物園や白馬五竜の高山植物園もあるので、
今の時期のお庭めぐりにはぴったりですね。

できることなら泊まりで、植栽のアレコレをじっくり勉強したいものです。


少し足を伸ばせば上越。
6月の海は冷たくて気持ちいいね。
次は水着と浮き輪を持っていこう。  


Posted by モユ at 18:43Comments(0)gardenお出かけ

2014年03月18日

161 フローラルガーデン小布施

週末は東京に住む妹たちが遊びに来てくれたので、とっても賑やかなモユ家でした。
ワタクシ、三姉妹の長女です。
シスターズは大学生&院生。春休みナウですね。

冬の長野はお客さんを案内できるところが少なくて。。。
ひとまず、困ったときの小布施頼み。

小布施堂本店でおいしい和食のコースを頂いたあとは、
フローラルガーデンおぶせへ。

フローラルガーデンおぶせは小布施町が経営する施設です。
園芸の情報発信基地として平成4年にオープンしました。


エントランス~フラワーショップまではいつでも無料で入れます。
春の花苗はもちろん、観葉植物、ランも充実。
観光客が多く立ち寄る場所なので、お土産になりそうな雑貨も。


ガーデン部分は有料(大人200円)ですが、今の時期は無料で入れました。
芝生の中に小山がつくられ、パンジーが大量に植えられています。
球根も一緒に植えられているのかな。
4月下旬にでもなれば華やかな空間になるでしょうね。


雪が残る山を借景に。
ガーデンにはイルミネーションが沢山設置されています。
レストランでディナーをいただきつつ、夜のお庭が楽しめるのかな。


熱帯の植物が生い茂る温室。
カトレアなどの蘭が沢山展示されていました。
頻繁に季節の花の展示会が行われているようですよ。


温室で特に目を惹くのは、巨大なビカクシダ
樹木に着生するシダで、観葉植物として人気があります。
鹿の角のような形の葉がワイルドでかっこいい!
耐陰性強いので室内でも育てやすいです。


アタシここきにいったー!


園内にあるレストラン「花屋」では小布施産の食材を使ったお食事をいただけます。
今回は時間が合わず寄れませんでしたが、またの機会に!


フローラルガーデンおぶせの向かいには農産物直売所「六次産業センター」もあるので、
目もおなかも、物欲も満足できますね~  


Posted by モユ at 23:30Comments(0)garden

2013年11月14日

120 北海道編-3 ノーザンホースパークのガーデン

今朝は長野市内にも初雪が降りました。
ついに来てしまった!冬が!

分厚いコートを出して、車も冬タイヤに変えないとね。


少し間が空きましたが、北海道編三つ目の記事です。

旅行最終日は新千歳空港の近くにあるノーザンホースパークへ。
日本一の競走馬生産牧場が経営する馬のテーマパークです。
馬好きの夫と庭好きのワタシが共に楽しめる素敵な場所w

北海道の有名なガーデンはことごとく冬季休業中だったのですが、
ここは冬場も馬ゾリやひき馬をやっているので、お庭も年中開放されています。


訪問時は紅葉の終わりかけの時期でした。
入園口から駐車場へと続くプラタナスの並木に圧倒される。


ノーザンホースパークのお庭は広さ1万坪(つまり3ha)もあるそうです。
どこからどこまでがお庭?北海道ならではの雄大な眺め。
青々とした芝生と紅葉のコントラストが美しい。


右奥の建物にはレストランや売店が入っています。
建物前には株立ちのシラカバが植えられていますね。
白い樹皮が印象的。


レストランの窓からもよく見える、庭のメインとなる滝と小川。
護岸や舗装に有珠山の火山岩をたっぷり使用して重厚な雰囲気。


木製の園路は柔らかな歩き心地
カーブにあわせて端を処理をしているので、見た目もなめらか!


石橋を渡る道
両端には球根がたくさん植えられているようです。


シンメトリに区切られたローズガーデン
冬を前にしてばっさりと剪定済。

花はほとんどありませんでしたが、
ダイナミックな土地の構成と紅葉のおかげでとても楽しむことができました。
ぜひまた季節を変えて訪れたいものです。


ぱぱーまたいこーねー。  


Posted by モユ at 01:24Comments(0)gardenお出かけ

2013年10月07日

103 戸隠のガーデンカフェ花伝舎

戸隠にあるガーデンカフェ花伝舎さんに行ってきました。
ハンギングが無事ひと段落したお疲れ様会です♪

花伝舎さんには4000坪もの広大なイングリッシュガーデンがあります。
紅葉には少し早かったけど、沢山の花々がお迎えしてくれました。


秋の花に彩られたフォーシーズンガーデン
奥の三角屋根の建物がカフェです。
空が抜けるような真っ青。


ユーパトリウム(西洋フジバカマ)の小道を抜けると。。。


木漏れ日がきらきらと光るカラマツの樹林
林床は沢山のスミレで覆われています。
黄色く色づく紅葉の時期も素敵だろうな。


戸隠連峰を遠望するハーブガーデン
日当たりが良くて、のびのび植物が育っています


ゆったりつくられた園路を歩くとなんともいい気分
写真奥のシェッド(作業小屋)が空間のアクセントになっています。
うちにも作りたいなあ。
(場所がありません。駐車場つぶすか笑


自家栽培の野菜をたっぷり使ったランチ(を狙うムスメ
巨大なしいたけやとうがらしが入っていたりして、目にも口にも楽しいです。
ハーブが効いた具沢山ミネストローネもおいしかった~♪


花伝舎さんは戸隠中社に向かうバードラインを
ちょっと入ったところにあります。
近くにはおいしいお蕎麦屋さんもいっぱいありますが、
紅葉狩りのついでに寄ってみてはいかがでしょう?
11月中旬まではやっているようです。


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Posted by モユ at 22:25Comments(0)garden