2013年07月09日

070 軽井沢千住博美術館のカラーリーフガーデン

やー暑い!!!
本格的に夏になってしまいました。
なんなんでしょうあの青い空。。。

日本家屋は夏に合わせて造られているので
障子を閉めきっていれば快適に過ごせるのですが、

私は外に用事があるのだ!!!!

あーやでやで。


せめて目だけでも涼しげにと、軽井沢のお庭をご紹介。
千住博美術館のカラーリーフガーデンです。


2011年開館の新しい美術館で、建築の設計は西沢立衛氏。
カラーリーフガーデンの設計・施工は西武造園
(リンク先で美術館の内部の植栽が見れます。

軽井沢は西武グループが開発をして発展した町なので
西武造園も多くの庭を手がけているのでしょうね。
地元の植生を深く理解してつくりあげた庭だと感じました。

駐車場から美術館エントランスへと向かうスロープ
傾斜とカーブによる視点の変化が楽しいです。
次に何があるのかとワクワクする!


エントランス部分。カーブから一転、直線的な園路に。
美術館の建物は薄い天井とガラスで軽やかなフォルム。
植物に囲まれ、静かに佇んでいます。


カラーリーフガーデンなので、葉っぱが主役です。
右手の銀色の木はコロラドトウヒ’ホプシー’
この他にもモミノキやシラカバなど、軽井沢の気候に合った
寒いところを好む木が多く植えられていました。


お庭に裸足で分け入る娘。。。
や、あの、ギボウシ見てください。
みっちりと色々な品種が植えられています。
花が咲きだす寸前は葉を楽しむのに最適な時期ですね。


日陰の植栽、参考になるワー。
黄金葉のフウチソウが効いてる!
葉の裏側が銀色をしたギンドロ(写真左の高木)も素敵です。


ニセアカシア’フリーシア’とベニスモモ’ファスティギアタ’(だと思う)の組み合わせ
カラーリーフは組み合わせることでより引き立ちますね。


グラウンドカバーとしてフイリイバミツバが多く使用されていました。
セリ科の多年草で花も葉も魅力的。
耐陰性も強いのですっごおおおく使い勝手よさそうです。


自然のようでいて、厳密に計算しつくされた植栽。
アイストップがしっかり押さえられているので、空間が引き締まって見えます。
なめらかに仕上げられたコンクリートの園路との対比も面白い。


カラーリーフガーデンのガイドブックは、ミュージアムショップで購入できます。
とても充実した内容ですが、300円くらいのお買い得価格でしたよ。
(写真は公式ページからお借りしました。


軽井沢千住博美術館は国道18号沿いの分かりやすい場所にあります。
すぐ近くにポールスミザー氏によるピクチャレスクガーデンや
ローズガーデンのあるタリアセンもあるので、
庭好きは一日みっちり楽しめるエリアですよー。


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Posted by モユ at 22:51Comments(0)garden