2013年12月06日

130 飾物のお免状と茶庭

夫の帰りが遅くなるようなので、もう一記事。

ブログを一年近くやっているのに、お茶のことを書いていませんでした。
(なぜならあまり写真が撮れないから

表千家の茶道を高校~大学とずっとやっていて、
今も週1回のペースでお稽古に通っています。

長野のお教室に通って一年半ほど経ち、
飾物のお免状を頂きました。
入門→習事→飾物の順番なので、Level3?


(一応、名前にボカシ入れてます

お免状取得の記念に松楽釜の黒楽茶碗まで頂きました。
いったいどこまで続くのやらお茶の道と気が遠くなりそうですが、
無理せず楽しくやりたいものですね。

始めはお菓子目当てに気楽にはじめたお茶ですが、
今では人生の一部となっています。


大学の茶道部では学校祭のときに茶室と茶庭もつくったんですよ。
造園学科の学生が設計を担当し、施工は部員総がかりで一晩で仕上げます。


普段は講義を受けている教室の中に茶室が出現します。
テーマは「月の船」
万葉集の 天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ
という歌から引っ張ってきました。自然の景を庭に込めて。


灯篭とつくばいも据えます。茶室には床もばっちり。
実際に茶室の中で炭を起こし、お茶を点て、お客様をおもてなしします。


狭い空間ですが、木々の重なりが奥行きを感じさせます。


お茶を学んできたというバックグラウンドがあるので、
お庭でもイングリッシュガーデンとか、フレンチガーデンとか、ピンとこなくて、、、
(見るのは大好きですが、自分のスタイルではないな。と。

私がつくる庭は現代のジャパニーズガーデンだと思っています。

日本の植物を使って、日本の環境に合わせた庭づくりをすれば、
植物も無理なく元気に成長してくれると信じて。  


Posted by モユ at 00:07Comments(0)