194 白馬コルチナイングリッシュガーデン

モユ

2014年06月29日 18:43

ここ数日、娘を寝かせつけると同時に自分もバターンと寝てしまうこと多し。
お庭仕事は体力勝負ですね~

なかなかブログを更新できませんが、色々とネタは溜まっております。


先週行ってきたのは白馬コルチナイングリッシュガーデン
去年オープンしたばかりの新しいお庭です。
イギリス人ガーデンデザイナー マークチャップマン氏による設計

ずっと気になっていたのですが、やっと訪れることができました。
今回は写真多めですよー!
私の感激が伝わればよいのですが。とどけー!ぱっしょん!



くねくねした山道を抜けて現れるのは
赤い屋根が印象的なホテルグリーンプラザ白馬
外観は梁や柱などの構造体を外に見せるハーフティンバー風ですね。
イギリスの民家などでよく見られる様式です。


ホテルの裏側にイングリッシュガーデンがあります。
受付を抜けると、立派な階段がお出迎え。
今回はじいちゃんと娘との三人旅ですよ!ごーごー。


階段横にあった素敵な寄せ植え
完璧!と言うしかない紫色とカラーリーフの色合わせ
白馬は街中より気温が低いぶん、植物も生き生きとしていますね。


階段を上がると現れるのはウォールドガーデン
先が見通せないので歩みを進めるたびにわくわくします。


壁は余計な物を隠すとともに、囲まれ感を演出します。
奥まった場所にあるベンチはとても落ち着けそう。
一時間でも二時間でもダラダラしたい。


仰ぎ見るは青空


園内のとこどどころには植物名タグがあり、メモして歩くのもまた楽しい。
センダイハギは売店で販売されていたので、白花をお持ち帰り。
白い花コレクションがまた増えました♪

ちなみに、センダイハギは仙台萩と思いきや、先代萩と書きます。
歌舞伎の「伽羅先代萩」という演目から付けられたそうですよ。


コニファー&ロックガーデン
植物と石がお互いを引き立てあってナチュラルな空間に。


ロックガーデンの遠景。絵になりますねえ。
擁壁や園路の曲線と、コニファーの直線の取り合わせが見事。


サマーメドウガーデンでは青いカマシアが満開。
メドウとは「牧草地」という意味です。
芝生を刈り込まず、花々とグラスが風で揺れるのを楽しむお庭。


園内のところどころにガゼボ(あずまや)やベンチが置かれ、
視線を惹きつけるアイストップになっています。
遠くのアルプスの山々が借景となって、お庭が広く感じられる。


少し上るとウッドランドウォークガーデン
既存の樹木を生かすとともに、カラーリーフを持つ樹木も植えられていて、
これからの木々の生長が楽しみ。


林床には白馬の山に生える山野草なども植えられています。


ひんやりとした空気が流れる木陰
小川の水音も涼しげです。
作りこんだお庭もいいけど、こういう自然の景もいいなあ。


森を抜け、視界がぱっと拓ける場所にあるのはナチュラルガーデン


カマシアに、ニッコウキスゲ、バーバスカム
芝生は刈らず、のびのびとありのままに。



ここ、たのしーねー!

白馬コルチナイングリッシュガーデンは白馬といいつつも、
実際は小谷村にあるので、長野からは車で90分ほどかかります。

ふらっと行くにはちょっと遠いですが、ホテルでは日帰り温泉やお食事も楽しめますし、
近くには栂池自然植物園や白馬五竜の高山植物園もあるので、
今の時期のお庭めぐりにはぴったりですね。

できることなら泊まりで、植栽のアレコレをじっくり勉強したいものです。


少し足を伸ばせば上越。
6月の海は冷たくて気持ちいいね。
次は水着と浮き輪を持っていこう。

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