ヒンメリに潜む黄金比、続き物にするとか言いつつこんなにも放置していました。。
いまは、2019年2月
昭和の時代も終ろうとしています。
昔から宿題の類は非常に苦手でしたが、それにしても、ね。
色々と告知したいこともありますので、今後は頻繁に更新することになると思います。
ブログは放置していましたが、刻々と時は過ぎ、私のヒンメリ活動(ヒン活)は着々と進んでいるのです。
さてさて、表題の
ヒンメリに潜む黄金比の件であります。
前回は正八面体の白銀比についてやりましたが、
今回はついに黄金比の話です。
黄金比には、
五芒星が深く関わっています。
五芒星は中心に正五角形があって、各辺を延長し交わった場所が頂点となる図形です。
文字で言うとややこしいけど、図を見るとすぐ分かりますよね。
五芒星の中心にある正五角形の一辺と、星のトゲトゲ部分の比は「1:1.168・・」となるんですが、
この比率のことを、「
黄金比」と言います。
五芒星の頂点同士を結ぶとまた正五角形が現れるのですが、
外側の各辺と、五芒星を構成する線分も「1:1.168」の黄金比となります。
ヒンメリの基本デザインのひとつ、正二十面体にも、五芒星が含まれています。
五芒星は古来から呪術的なモチーフとして用いられてきました。
万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなるという、中国の五行思想に通じるものでもあります。
前の記事で、正八面は天と地、四季、東西南北と現すとされていると書きましたが、
五芒星もまた、自然の要素を統べる性質があります。
このヒンメリは記事のトップにも載せましたが、五芒星を12個繋げた、正十二面体ベースの形です。
複雑なようでいて、構造は簡単!つくるのはめっちゃ手間かかりますが!
「1:1.168」という比率を持つ長方形は、最も均整の取れた形として、建築や絵画、デザインなどの分野で活用されてきましたが、実際の所、それがなぜ美しく見えるか、科学的に解明されているわけではないようです。
上の図は黄金比で構成された長方形を1:1づつ分割していくと、無限に正方形ができるということを表しています。
この図形を綺麗と感じるかどうかは、人それぞれだと思いますが、「収まりが良い」「整ってる」とは思えるんじゃ無いでしょうか。
「1:1.168」は「3:5」「5:8」と相似の関係になので、ヒンメリを作成する際はこの寸法をよく使います。
5:8って響き、なんだかときめきませんか?私だけ?
そんな5:8をテーマにした個展を今年の4月に行います。
個展に関する詳細は次の記事で!(こういう引きにしたかった)